jikokuhyo

私が乗り始めたきっかけ

それは2007年のことでした。

といいつつ、話はもう少し遡って2006年から始まります。

2006年の夏のこと、中学1年生のときです。それまで毎年夏には家族で旅行をするのが私の家の定番でした。特に、大阪に住んでいた私はよく和歌山の白浜に行っていました。その年、私の母が最寄りの駅で旅行や切符関係のチラシ、パンフレットをいくつか持って帰ってきました。

その中に、私の運命を変えることになる「青春18きっぷ」のチラシがあったのです。既に鉄道にある程度詳しくてこのページに来た人なら恐らく100%の人がこの切符の存在は知っているでしょう。全線乗車、いや日本での鉄道旅行を語るなら絶対に外せない切符です。

その切符を持って、弟と一緒に父が単身赴任していた横浜・東京に行ってみよう、と話し、実際に行ったのが、まず第一のきっかけです。実は東京を含め関東に行くことはこのときが初めてでした。

そして少し時が過ぎ2007年の春、4月生まれの私は誕生日に買ってもらえそうな物を考えていました(といってもそのとき何か買ってもらったわけではないのですが)。もともと小さい頃から鉄道、というか電車は好きな方で、多少は詳しかったほうではあります。ですが小学校4~6年生ぐらいのころは特に何の趣味もなく、別に電車に乗ってどこかに行きたいと思っていたわけでもありませんでした。

しかし何かの拍子でちょっとだけ小さい頃のようにまた鉄道に対する興味が沸いて、そのときはインターネットで鉄道模型について調べていました。レイアウトを作っているサイトなんかをよく見ていて、こんなものを買ってこんな風なものを作れたらなぁとなんとなく思っていました。

ところが、鉄道模型は高すぎたのです。もともと大量生産するようなものでもないですし、平気で1両1万円ぐらいします。もっと高いものもあります。線路や風景描写に必要な小道具も含めればきりがないぐらい金がかかります。

 

そのとき、私にある考えが芽生えたのです。「模型をいっぱい買えるほどのお金はないが、だったら次の夏にもうちょっと安いお金で去年使った『青春18きっぷ』を買って、どこかに乗りに行こう。今はそれで十分かもしれない。」

鉄道に多少詳しかった私が、本当に乗りに行ったとき、その知識が通用するのか。それを確かめにいったのです。

 

ちなみに、結果的に知識は通用するどころか、余裕で鉄道旅行生活を謳歌できたのでした。