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全線乗車にかかる費用と期間

 

これから全線乗車をはじめようと考えている方にとって、費用と期間の問題は大きな壁であると思います。

先に断っておきますが、私は「いまから全線乗車をしよう!」と思って一気に乗り始めたわけではありません。なので、具体的な数値はあまり信用しきらないで頂きたいと考えています。あくまでも「お金と時間に対する覚悟」を決めていただくためにこのページを用意しました。

まず、期間についてですが、恐らくぶっとおしで乗り続ければ2ヶ月程度あれば全線乗車することは問題なくできると思います。実際、私は北海道だけはまとめて一気に乗った時期があり、そのときは5日でJR北海道を全線乗りました(実際にはそれ以前に乗った区間もあるのですが、5日間のうちでほぼ乗らない日もあったのでそれも考えれば全部乗ることは簡単でした)。

2万km ÷ 60日間 でざっと1日あたり333kmの新規乗車ができれば達成できることになります。

次に、費用についてですが、これは正直なところ経験者である私にも想像がつきません。というのも、先の期間とも関わりのある話なのですが、どのような乗り方をするかによって費用には相当な差が出てくるからです。たとえば東京に住んでいる人が北海道に乗りにいく場合、道中を普通列車だけ乗り継いでいくのと、新幹線や飛行機で一気に行くのとでは当然運賃にかなりの違いが生じます。宿泊する場所にしてもそうです。鉄道に直接関係のない部分では、もはや個人の趣味でお願いしますとしかいいようがありません。

しかしそれでは示しがつかないので、鉄道に直接関係する部分、つまり切符(特に乗車券)については水準をお教えしたいと思います。

計算したわけではないですが、私の過去7~8年の鉄道旅行の間に、どれだけ少なく見積もっても50万円以上は費やしています。旅行中の食費や宿代まで考慮すると、100万円はかかっていてもおかしくないはずです(それだけ人生の中でほかの何かを犠牲にしてきたということでもあるのですが・・・)。しかも食費や宿代はかなり削ってきたほうです。

しかし、切符代だけに関して言えば、JR線を乗るだけであれば、工夫すれば15万円程度でなんとかならなくもないと思います。というのも、私は別に最安ルートを計算して旅行してきたわけではないですし、そのときどきによって別の目的(今回はこの町に行く、この特急列車に乗る、この記念切符を買ってみる、といったこと)があったりするので、ただ全部を乗りたいだけであれば抑えることはできます。というより、できなくもないです。

多くの人は、私と同じように、前からやっている鉄道旅行の延長線で、全線乗ってみようと思い立ったのだと思います。でしたら、期間や費用はそこまでこだわらなくてもいいのです。あなたが中学生なのか、高校生なのか、大学生なのか、それとも仕事をしていたとして、どのくらい稼げる仕事に就いているのか、どれだけ休暇をとれる仕事に就いているのか、それは分かりません。ですから、あなた自身でできる範囲で、”無理なく確実に”乗っていけば、それで何の問題もないのです。

なぜなら、全線乗車は誰かから強いられてやるものではないのですから。

 

ただし、「ゆっくりでいい」とは言いません。ある理由によって。